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母の命日...そしてキルト教室。

今日は母の命日です。
1994年11月21日に母は亡くなりました。
私とパパが結婚したのが、1994年11月12日。
この年の春頃、母の病気が分かりました。ガンでした。
99%助からない....私は仕事中に父から連絡をもらいました。

...母には病気のことは伏せ必ず治るんだからと、ずーっといい続けていました。
アナウンサーの逸見さんがご自分の病気をテレビで発表されていて、それを見た母は、ポツリと「ママもガンかな...」とはじめてつぶやきました。
どんどん病気も悪化していって、体も痩せ細り、でも腹水がたまってしまってお腹だけはポコンと出て...私は独り暮らしをしていたので、時々実家に帰り、様子を見ていたのですが...
今思えば辛いからだの母に甘えていたなー。
私は長男・自営業・両親付きのところへお嫁に来たのですが、母は「長男はダメよ」と言っていました....でも病気はどんどん悪くなっていくし、私は結婚式に出て欲しかったし。勝手な言い分だけれどお医者様と相談して結婚式を1週間早めて挙げました。式には看護婦さんが一緒に来てくださり、点滴を打ちながらの出席でしたが、私はとても嬉しかったし、きっと母も喜んでくれたと信じています。
その9日後、母は病院で亡くなりました。私はとても後悔しました。
私が結婚式を挙げてしまって、何だか寂しい気持ちになり、亡くなってしまったんじゃないか...

結婚式、お葬式とバタバタした月でした。でもね、今も私はとっても幸せだし、とてもいい人たちに囲まれて生きている。こんな私を見て母も安心してくれてるんじゃないか...
そう思って日々送っています。
47歳という若さで亡くなった母は、私の記憶の中では若いまま。
自分が誕生日を迎えるたびに近づいていく母の年齢。私の中では47歳を超えて一区切り。
今日一日色々考えさせられる日でした。

そして明日は息子の9歳のお誕生日。この日に息子が生まれたことも運命的です。
息子の誕生日のことはまた明日...

そして、今日はキルト教室。皆さんの作品を見せていただいてまたまた勉強。
キルトは奥が深いわ~先生のヒューストンでのお話や、横浜パシフィコでのお話...
お話が長かったけれど...手作り大好きの母の命日にふさわしい一日になりました。
by quilt_mama | 2006-11-21 22:36 | quilt&日々
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